2021年11月26日金曜日

211126 健康保険省によるワクチン接種の情報について (211202加筆修正)

 会員より以下、情報提供がございましたので共有いたします。

日本で普通に行われている問診やアレルギー確認その他の接種準備・確認等については接種会場や担当者によりかなり差があるようですので、それぞれ十分確認・注意して来場、接種ご判断ください。
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(2021年12月02日追加情報:Jadibuti Prasodhan Kendra接種会場に関する修正情報)

私はJadiputiの病院で接種したのですが、場所について訂正があるためご連絡させていただきます。

Jadiputiの接種病院はJadiputi交差点の真正面にある、Apex Polyclinic and Diagnostic Centreで行われています。ちょうどアルニコハイウェイから、ペプシコーラ方面に道が分かれる交差点のところにあります。

ワクチンタイプなどは他の接種場所と同様だと思います。
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(2021年11月26日掲載情報)

国民全員へコロナワクチン提供するため、健康保健省がカトマンズ盆地内18歳以上の方を対象に、11月21日~12月20日まで、以下の4会場でコロナワクチン接種を行っています。

年齢が解る証明書(パスポート等)を持参の上、ご来所ください。


ワクチンタイプ;ウェロセルとアストラゼネカ
会場により、外国人にはアストラゼネカ・CoviShieldを優先接種してくれるそうです。受付カウンター/テーブルでご自身でご確認ください

場所;Vayodha Hospital, Balkhu

   Apex Polyclinic and Diagnostic Centre, Koteshwor 

   Naya Bus Park, Gongabu

   Kalanki chowk

時間;10:00~15:00

※後者2会場については受付テントが設置されていますのでそちらで申し込んでください。
※接種後の対応等についても各会場でまちまちのようです。ご参考まで。


2021年6月18日金曜日

2021年6月18日現在 カトマンズ周辺におけるワクチンの供与・接種について(聞き取り情報)

日本では自治体・大規模接種・職域接種等が急速に進んでおりますが、先日の日本人会ニュースにてアンケート調査をご紹介した通り、日本で住民票を抜いている海外在留邦人への日本政府によるワクチン接種については、今のところ時期も方法も未定となっています。

当地でのワクチン接種の可能性について、日本人会としても関係方面へ聞き取り調査をしてみましたが、残念ながら皆さまに自信をもって紹介できる正確な情報を得ることはできませんでした。

ただ、個別の接種状況について実体験の情報をいくつか聞き取りすることはできましたので、あくまで参考情報として以下にご紹介しておきます。責任逃れをするつもりはありませんが、ここに記載してある通りに行動して頂いても、同じ結果が出るとは限りませんので、ご留意ご了解の上、参考にしてください。

1)保健・人口省による「接種登録」について

・以下のサイトより、接種希望者については事前に接種希望の旨、登録申請する制度が設けられています。

 https://vaccine.mohp.gov.np/

・ただし、日本人会調べではこの制度はまだ現場レベルに浸透しているとは言い難い状況のようです。

 (事例1)この申し込みを根拠に病院を訪問して接種依頼したが、医師がフォームを知らなかった。

 (事例2)医師がフォームを知らなかったので、いくつか病院を回ったところ、接種ができた。

 (事例3)フォームではなく、ネパール人配偶者が居ることを証明して、接種できた。


2)ワクチンの状況について

・関係方面への聞き取りでは、「とにかく足りていない」ということしかわかりませんでした。対象者が何人、年齢層別で何人、準備できているワクチンの量、見通し等について、正確な数値データの入手はできていません。

・現在一般の予防接種に使われているワクチンは、聞き取りした病院・医師ほかの口頭情報では、ほぼ全員が「中国製ワクチン」との回答でした。


上記より、現時点でお伝えできることは、

・上記フォームの有無にかかわらず、なんらかのID(ネパール国籍者との婚姻証明等、パスポート他)を根拠にいくつか病院に当たれば、中国製のワクチンを「接種できる場合がある」。

・中国製ワクチンも不足状態のため、訪問・要求しても接種ができるかどうかは不透明。特に2回接種については先の見通しが立たない状況のようであり、同じワクチンを決められた期間内に2回打てるかどうかは、現時点ではかなり希望者自身の行動や努力に大きく左右される状況。

のみとなります。


確度の高い有効情報が入りましたら、また更新しておしらせします。中国製ワクチンの名称や効果等については、さまざまな情報が入り乱れており、ここへ紹介しきれませんので、接種の現場においてご自身で確認、調査いただけますようお願いします。ワクチンそのものの情報についても、正確な単一情報が入りましたら当掲示板にて更新・掲載します。

(2021年6月18日11:00時点情報 文責:高田)


2021年4月29日木曜日

2021年4月時点(5/1訂正) 新型コロナ再拡大の状況(資料提供:大使館 清水医務官)

【2021年5月1日訂正しました】
・清水医務官より「Grande Internationalは、海外渡航時のPCR検査機関としての
ネパール政府指定から外れましたので訂正をお願いします」とのご連絡を頂き、記載から外しました。

在ネパール日本国大使館の清水医務官より、2021年4月時点での最新情報を頂きましたので共有いたします。

【2021年4月末現在のカトマンズ市内主要な私立病院の対応状況】
※感染者数の急増により日々状況は変化していますので、この情報を元に常に最新情報を入手するように心がけて下さい。

         隔離病棟  ICU    軽症者病棟

グランデ     21      9

メディシティー  36      21     12

HAMS      40      9

CIWEC             2     3 

 

・グランデ、HAMSは医務官調査時ですでに満床です。

メディシティはほぼ満床、各病棟・施設ともほぼ余裕のない状態です。

・CIWECも調査時点でICU2床、軽症者2床しか空きがありません。

・あくまで調査時点の数字で日々変化していますので、各自で最新状況をご確認ください。またグランデに関してはコロナ専用病棟の開設準備中との情報がありますが、いつから開設・運営が始まるかは、現時点では不透明です

 

【ワクチンの接種状況について】

ワクチンに関しては、現時点では「ネパール国籍をもたない在留邦人」が、ネパールでワクチンを接種できる機会は整備されていません

日本では、海外長期在留邦人(日本に住民票を持たず、健保等に未加入の方々)でも、日本に一時帰国する際にワクチン接種ができるようにしようと検討しているとの情報がありますが、こちらもいつからどのような措置・手続きで開始するか、具体的な案は決定されていません

ネパールでも、インドがワクチンの輸出をストップしたため、インドからの輸入ワクチンを私費で受けられる施設も現時点ではないはずです。

(日本人会・高田注:ネパール国籍者の配偶者、子弟等については、婚姻証明その他の書類をもって実際に摂取できた例を聞いています。詳しくはパタン地区・Nidan病院、Alka病院へお問い合わせください。ワクチンは中国からの輸入品となるそうですので、各自ご判断下さい。清水医務官ご記載の通り、これ以外の短期・中期・長期の外国人滞在者についてのネパール側のワクチン接種方針は、現時点では不確定なままですが、中期・長期の滞在外国籍者についても、感染拡大防止の観点から接種対象者に含める方向で検討はしていると、上記病院関係者からの口頭による情報提供はありました。確定情報が得られ次第、関係方面にも確認してお知らせいたします


【PCR検査の状況】

PCR検査に関しても、希望者(感染者)が多くなってきたため、在留邦人のみなさんが帰国に際して必須となるPCR検査がすぐには受けられなくなる可能性が高くなっています。帰国を予定されている方はこの点に十分注意され、確実に72時間内の検査が受けられるよう、下記にも留意した手配が必要になると思われます。

2021年4月22日付けの当館領事メールでもお知らせしました通り、PCR検査証明書そのものの偽造の発生、および検査証明書の記載内容の間違い(不要な情報の記載)の発生が見られます。

↓4月22日付け、在ネパール日本国大使館領事メール(検査証明書の提出等について)
https://www.np.emb-japan.go.jp/files/100180052.pdf


・PCR陰性証明書に関しては、検体を採取する際の対象となる部位(どこから検体を採取する/したか)が、

Nasopharyngeal(鼻咽頭)」(OK)

または

「Saliva
(唾液)」(OK)

の記載以外のものは、日本入国が認められない場合があります(出発地へ送還されます)

・ネパールのほとんどの施設は のど からも検体を採取しており、病院発行の陰性証明書にそのように記載されてしまいます

(日本人会・注)「Nasal(鼻腔)、Oral(口腔)、Throat(咽頭)」等、上記以外の記載があると、日本入国時は証明書が無効と見なされます。
https://www.mhlw.go.jp/content/000770638.pdf

・PCR検査を受ける際は、Nasopharyngeal(鼻咽頭)のみの検体で、病院発行の陰性証明書にもそのように記載してもらうよう依頼し、渡された陰性証明書を必ず確認するようにしてください
https://www.mhlw.go.jp/content/000769031.pdf

また、厚生労働省が定めた陰性証明書にも記載をお願いしてくださいhttps://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100177968.pdf

・ネパール政府の指定したHAMS, Mediciti, Starの各PCR指定検査機関には、当方より上記のことをすでにお願いしてありますが、必ず各自で証明書の記載内容のご確認をお願いいたします。
冒頭記載の通りGrande International病院は5月1日付けで当記載から外しました)


【清水医務官からのメッセージ】

・カトマンズでも医療崩壊は始まりつつあり、コロナに感染しても入院施設を探すのがむつかしい状況になってきています。今後数週間で、インドと同様な状況に陥ることも予想されます。

・このような状況の中我々ができることは、いつもの繰り返しになりますが、コロナに感染しないこと(三密をさける、ソーシャルディスタンスをとる、マスク着用、手指消毒・手洗い)、今まで言われてきた感染防御を、愚直に行うことが大切だと思います。



(おことわり:一部日本人会として入手した情報も併記しておりますが、それぞれ区別してご理解頂けますようお願いします)

2021年1月13日水曜日

大使館からのお知らせ(日本に入国の際必要となる検査証明/質問票について)

 

②1月13日午前0時(日本時間)以降に日本に入国する際には出発72時間以内の検査証明

新型コロナウイルスにかかる検査を受け、陰性であることを証明するもの)が必要となります!

・1月8日、本邦において新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言発出に伴い、1月13日午前0時(日本時間)以降同解除宣言が発せられるまでの間、日本に入国する渡航者(日本人を含む)は出発72時間以内の検査証明(新型コロナウイルスにかかる検査を受け、陰性であることを証明するもの)が必要となります。 

・検査証明は指定のフォーマットがございますので、新型コロナウイルスにかかる検査を受ける際には以下のページから指定のフォーマットを入手の上、ご利用していただきますようお願い致します。また、検査証明に関する説明も同ページに記載されておりますので、ご確認願います。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html

・日本への入国時において、検査証明を提出出来ない方に対しては、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設)での待機が求められます。その上で、入国後3日目において、改めて検査を行い、陰性と判定された方については、位置情報の保存等(接触確認アプリのダウンロード及び位置情報の記録)について誓約を求めるとともに、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後14日間の自宅等での待機が求められます。本措置の詳細については以下の厚生労働省のページをご参照願います。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

 

 

日本に入国・帰国される際に必要となる質問票Webの到着前入力が開始されました 

 ポイントは以下のとおりです。詳細は以下のポスターをご覧ください。


・コロナにおける現在、日本への入国時には必ず「質問票」とよばれるものを空港において検疫官に対して提出していただく必要があります。

・これまでは機内で紙の質問票を配布する方法となっていましたが、今般より事前にウェブ上にて「質問票」を入力することが可能となりました。

・事前に質問書をウェブで入力しておかないと、ネパール出国時のチェックイン時に航空会社によっては搭乗券が発行されない可能性がありますので、事前にウェブで質問票を入力していただきますようお願い致します。

・事前にウェブで質問票を入力していただくことにより、入国時の検疫手続きがスムーズになります。